
メイクの順番と基本のやり方|初心者でも垢抜けるためのコツを工程別に解説
メイク初心者向けに、スキンケアからベースメイク、ポイントメイクまでの正しい順番をわかりやすく解説。工程ごとの失敗しないコツと垢抜けポイントもまとめました。
メイクは「建築」と同じ。順番が仕上がりを左右する
「ファンデーションがすぐ崩れる」「なんだか顔だけ浮いて見える」
メイクがうまくいかない原因の多くは、アイテムの良し悪しではなく**「順番(プロセス)」と「工程ごとの丁寧さ」**にあります。
メイクアップは、お顔というキャンバスの上に層を重ねていく作業であり、建築と同じです。
土台(スキンケア・ベース)が不安定だと、どれだけ良い家具(ポイントメイク)を置いても美しくは見えません。
ここでは、プロの現場でも基本とされている正しいメイクの順番と、各工程で絶対に外せないプロのテクニックを解説します。
初心者の方こそ、この基本フローを身につけるだけで、仕上がりの「垢抜け感」が劇的に変わります。

【保存版】メイクの基本の順番(全体フロー)
まずは全体の流れを頭に入れましょう。大きく分けて「ベースメイク」と「ポイントメイク」の2段階があります。
- 【土台】スキンケア(保湿・整肌)
- 【土台】化粧下地(肌色補正・密着)
- 【肌】ファンデーション(均一化)
- 【補正】コンシーラー(トラブルカバー)
- 【固定】フェイスパウダー(質感調整・崩れ防止)
- 【骨格】アイブロウ(眉)
- 【目元】アイメイク(シャドウ・ライン・マスカラ)
- 【血色】チーク
- 【血色】リップ
💡 プロの鉄則: リキッドやクリーム系のアイテムは先に、パウダー系のアイテムは後に使うのが原則です。
※パウダーファンデーションを使う場合は、「下地 → コンシーラー → パウダーファンデ」の順になります。
工程別詳説:失敗しないコツとプロの視点
1. スキンケア(メイクの8割はここで決まる)
メイク崩れの最大の原因は「乾燥」または「油分過多」です。
Technique: 化粧水と乳液は、手で包み込むようにしっかり浸透させます。
Pro Tip: **「1分待つ」**のが重要です。スキンケア直後のベタついた肌に下地を塗るとヨレます。浸透して表面が少しひんやりするまで待つか、急ぐ場合はティッシュで軽く押さえて余分な油分をオフしましょう。
2. 化粧下地(トーンアップと密着)
下地は接着剤の役割を果たします。肌悩みに合わせてカラーを選びましょう。
- 毛穴・凹凸: シリコン系の「ポアプライマー」でフラットに。
- 赤み: 「グリーン系」で透明感を。
- くすみ・黄み: 「ラベンダー」や「ピンク系」で血色と明るさをプラス。
3. ファンデーション(塗る場所を限定する)
初心者が陥りがちなのが「顔全体に均一に塗ってしまう」こと。これでは顔が大きく見え、能面のようになってしまいます。
Technique: **「顔の中心(美肌ゾーン)」**から塗り始め、外側(フェイスライン)に向かって薄く伸ばします。
Pro Tip: 生え際やフェイスラインは、スポンジに残った分を馴染ませる程度でOK。自然な陰影が生まれ、小顔効果が出ます。
4. コンシーラー(ピンポイントカバー)
ファンデーションで隠しきれなかった部分だけを狙い撃ちします。
- クマ: オレンジやサーモンピンク系で青みを打ち消します。
- ニキビ・シミ: 肌より少し暗め、または同じ色のベージュ系で。
Technique: 塗った直後に伸ばさず、少し乾かしてから周りを指でトントンとぼかすと定着力が高まります。
5. フェイスパウダー(崩れの防波堤)
ベースメイクの仕上げに、油分を抑えてメイクをフィックスさせます。
- Tゾーン・小鼻: パフでしっかりと押さえてテカリ防止。
- 頬・目周り: ブラシでふんわり乗せてツヤを残す。
Pro Tip: 全体に真っ白になるほどは叩きません。「触ってサラサラ」になればOKです。

6. アイブロウ(顔の額縁を作る)
眉は顔の印象の7割を決めると言われます。
Technique: まずスクリューブラシで毛並みを整えます。これだけで描くべき場所が見えます。
Step:
- パウダーで全体の色を乗せる。
- ペンシルで毛の足りない部分(特に眉尻)を1本1本植えるように描く。
- 眉マスカラで自眉の色を馴染ませる。
7. アイメイク(立体感の演出)
「アイシャドウ → アイライン → マスカラ」の順が基本。
Pro Tip: ビューラーはアイラインの前に行うと、ラインがヨレず、粘膜も埋めやすくなります。
Balance: リップやチークを濃くしたい日は、アイメイクを引き算(薄く)すると垢抜けます。
8. チーク(血色とリフトアップ)
ただ丸く入れるだけでなく、骨格を意識しましょう。
Technique: 笑った時に一番高くなる位置から、こめかみに向かって楕円形にぼかすとリフトアップ効果があります。
Rescue: つけすぎた場合は、何もついていないスポンジで上からトントンと叩くと、ファンデと馴染んで自然になります。
9. リップ(全体の引き締め)
最後にリップで顔全体を締めます。
Pro Tip: 輪郭をきっちり取りすぎると古臭くなることがあります。中央に塗ってから指で輪郭をぼかすと、今っぽい「ふんわりリップ」になります。

一気に垢抜けるための3つの「プロの意識」
手順を覚えたら、次は質を高める3つのポイントを意識してください。
「薄膜」の積み重ね
一度にドバっと塗るのではなく、少量を薄く重ねる(レイヤリング)ことで、崩れにくく透明感のある肌になります。
「光」と「影」を操る
全部をマット(艶なし)にしたり、全部をキラキラにするのではなく、肌はツヤ、眉はマットなど「質感のコントラスト」を作ると洗練されます。
全体のバランスを見る(引き算)
鏡を顔の近くで見るだけでなく、最後に全身鏡で離れてチェックしてください。服とのバランスや、チークの濃さが客観的に分かります。
まとめ:基本の「型」があるから、アレンジが楽しめる
メイクは自由なものですが、美しい仕上がりには必ず**「理にかなった順番」**があります。
スキンケアで土台を作り、ベースで肌を整え、ポイントメイクで彩る。この基本フローを体が覚えれば、忙しい朝でも迷わず、崩れにくいメイクができるようになります。
まずはこの手順通りに丁寧に仕上げてみてください。
「今日の私、ちょっといいかも」と思える瞬間が、きっと増えるはずです。
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